日本における活動 2007年
ウズベキスタン映画祭開催
2007年9月24日-10月7日 東京国立近代美術館フィルムセンター
2007年9月24日から10月7日まで、ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金、在日ウズベキスタン共和国大使館の主催、国際交流基金、「ウズベク・キノ」社、NHK、TBSの技術協力により、東京国立近代美術館フィルムセンターにおいて、ウズベキスタン映画祭が開催された。
ウズベキスタン映画の形成において異なる時期に制作された11作品の上映からなる映画祭のプログラムは、日本社会にウズベキスタン映画の形成の歴史や近年の業績を広く紹介するものとなった。
映画祭の開催中、日本の有名な映画研究家や映画祭実行委員会メンバーでもある東京国立近代美術館フィルムセンターの専門家によって選ばれたウズベキスタンの有名な監督であるシュフラト・アバソフ(「タシケントはパンの町」)、エリヨル・イシムハメドフ(「恋するものたち」)、ファリド・ダブレトシン(「ブハラの大公の秘密の旅」)、ナジム・トゥラフジャエフ(「雨はやさしく・・・」、「鳥」)、ユスフ ラジコフ(「演説者」、「男が踊るとき」)、ズルフィカル・ムサコフ(「I wish・・・」、「オイジョン(母)」、「UFO少年アブドラジャン」)の作品が、日本人観客のために上映された。
日本とウズベキスタンの国交樹立15周年という記念すべき年にこのような大規模な行事が開催されたことは、注目すべきことである。
また、映画祭のなかでTBSによって制作された飯田順一監督の作品「ドラゴンヘッド」が上映された。この作品は、ウズベキスタンの映画関係者の協力を得て、ウズベキスタン国内で撮影されたもので、日本の若い映画スターである神田さやかが出演している。彼女は、日本のメディアによる映画祭の取材に積極的に応じてくれた。
ウズベキスタン映画の歴史や現状、ウズベク民族の文化や伝統、そしてウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金の後援による、この分野での今後の共同プロジェクトの展望などについて、日本の映画評論家による講演が毎日開催されたことは、この映画祭の特徴となった。ソビエト映画史のスペシャリストであり、1968年、タシケントで行われたアジア・ラテンアメリカ諸国国際映画祭に参加した映画評論家の山田和夫氏、1994年に行われた「中央アジア映画祭」の主催者であり、国際交流基金の映画研究家である大久保賢一氏、福岡国際映画祭のディレクターである佐藤忠男氏、映画「I wish…」(マサコフ監督)の制作に参加したNHKプロデューサーである上田信氏、ソ連国立映画大学の卒業生であり、映画監督の岡田一男氏、女優の神田さやか氏、映画祭実行委員会のメンバーであり中央アジア映画の専門家でもある井上徹氏、佐野伸寿氏の参加と協力は注目に値するものである。
このプロジェクトの開催と成功は、映画芸術分野におけるウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金駐日代表部のプロジェクトの計画と実現にとって、重要な行事となり、またウズベキスタンと日本における現代人の生活や文化、伝統に大きく光を当てていくために新しい共作映画を制作していく上で、日本とウズベキスタンの映画専門家の活発な交流と相互協力を継続していくための刺激となった。